アメリカでの目標販売台数は800台だそう。
日本での発売は未定だが期待したい。
次世代のクルマを展望する時、電気自動車(EV)の存在は欠かせない。各メーカーが鋭意、開発を進めており、三菱自動車工業『i MiEV』やスバル『R1-e』などが話題になっている。テレビコマーシャルや各種イベントで目に触れる機会も増え、世間の注目度もどんどんアップしてきている。
これらはいずれもコミューター感覚の乗り物だが、最近、EVスポーツカー発売のニュースを耳にした。その名も『テスラ・ロードスター』。すでにアメリカで販売されているという。名前の由来は「交流」の発明家ニコラ・テスラ。ボディーデザインはロータスが手掛けた。早速、ホームページにアクセスしてみると、とにかくカッコイイ。これは一度見てみるしかないと意気込んで日本を発った。
サンフランシスコ市内からシリコンバレーに向かって走ること約20分。倉庫街とも思える一角にテスラモーターズ社はあった。2003年にマーチン・エバーハード氏とマーク・ターペニング氏によって共同設立された同社は、ガレージからの起業というアメリカのベンチャー物語を感じる若々しい雰囲気だ。
事前の取材申し入れに応じてくれた広報担当のデイビットが助手席に乗せてくれた。「ラジオのスイッチを入れてみて」と言われ、手を伸ばそうとしたその瞬間、デイビッドが一気にクルマを加速させた。Gに引っ張られ手が届かない。「電気自動車の加速の良さが分かったかい? 初めて乗る人にはいつもこうして体感してもらうんだ」。
3時間半の急速充電で200マイル(約321km)走行でき、最高速度は130マイル/時(約208km/時)。『テスラ・ロードスター』の輝きに、新しい時代の到来を感じた。
今、世界がEVに熱い視線を向けている。
(文・近藤正純ロバート)
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主要諸元 全長×全幅×全高:3,946mm×1,873mm×1,127mm 【モーター】 種類:3相4線式 【電池】 種類:リチウムイオン電池 |
